【またボール取られるの?】トップが知る3次元空間
なぜか、ミスをしない人、ボールを失わない人っていますよね?
私が国内唯一の完全プロフットサルチーム「名古屋オーシャンズ」に所属していた時代に目の当たりにした取られない選手のスキルについて紹介していきたいと思います。

    INDEX

  1. わかっていても取れない選手
  2. 浮かしたパスはフットサル特有か?
  3. 取れない理由
  4. 3次元のコントロール

わかっていても取れない選手

試合中ボールをすぐに失ってしまう人は最後までしっかりと読んで「取られない選手」を目指してトレーニングしていきましょう。
皆さんもご存知の選手だと思いますが完山徹一(以下テツさん)選手がFリーグの立川府中アスレチックスでプレイしています。もう40代ではありますが現役でバリバリ活躍しています。その証拠にチームでは今シーズンもNo.10を付けてプレイしています。自分が名古屋オーシャンズにいた頃は同チームで練習後もテクニックを教えてもらう大先輩の一人でした。そのおかげでテツさんからは試合の中で使える実践テクを多く盗むことができました。
その中でも本当にうまいなと思うプレイがボールをチョコンとあげて出してくるパスです。トレーニングや紅白戦でどれだけプレスにいって追い込んでも"チョコン"とパスを出され、かわされてしまうことを何度も経験しました。浮かしてくるとわかっていながらも取れない。絶妙なタイミングと届かない高さで出してくるので相手にしたら本当に嫌な選手でした。この技術を習得することでボールロストを少なくし「あいつに預けておけば安心だ」という選手になれますので最後までトレーニングをしていきましょう。

"チョコン"と浮かしてくるパスにもたくさんのテクニックが隠れています。この隠れテクニックを知ることで相手が「取り所だ」と寄せてきたときにチャンスに変えることができるようになります。まずは実際のFリーグの試合の中からチョコンパスを見てみましょう。
動画[4:25]からスタートする場面
湘南のチームが縦にパスを出すシーンで少し浮かしたシーン

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